γ−シクロデキストリンにもこんな効果が…

CoQ10包接体(包接化CoQ10)の様々な効果

CoQ10包接体(包接化CoQ10)による肌改善やひざ痛改善のしくみは同じ

CoQ10包接体は、コエンザイムQ10の吸収力を高めることで、コエンザイムQ10がもつ、「個々の細胞内でエネルギーの生成を促し、細胞を活性化する」、「強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去する」という2大作用を、細胞レベルで十分に働かせることを可能にしました。

それで、コエンザイムQ10が軟骨細胞に届くと、軟骨細胞を活性化し、関節軟骨の構成成分であるコラーゲンの合成を盛んにし、関節軟骨の修復・再生に効果を発揮します。

コラーゲンの合成を促すといえば、コエンザイムQ10が肌の真皮に届くと、真皮に存在する線維芽細胞を活性化して、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの合成を盛んにし、肌の弾力性や水分量を向上させることがわかっています。ところで、加齢や活性酸素により線維芽細胞の機能が衰えると、コラーゲン合成量などが低下し、皮膚の老化を促す大きな原因になるとされます。

また、肌では、紫外線の影響でコラーゲン分解酵素のコラゲナーゼが活性化すると、コラーゲンがバラバラに切断されることにもなりますが、コエンザイムQ10には、コラゲナーゼの作用を抑制する働きがあり、コラーゲンがバラバラに切断されるのを抑えます。

コエンザイムQ10は、こうした肌の弾力性や水分を向上させる作用と、コラーゲンの分解を抑制する作用を働かせることで、シワやタルミ、シミなどの予防・改善にすぐれた効果を示します。

CoQ10サプリでの肌改善効果

CoQ10包接体(包接化CoQ10)が筋肉を保護・増強

CoQ10包接体は、筋肉に対しても効果を示し、筋肉を保護するとともに、増強することがわかっています。ここでも、コエンザイムQ10のもつ、「エネルギーの生成を促し、細胞を活性化する」、「強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去する」という2大作用が素晴らしい働きを示すことになります。

コエンザイムQ10が筋肉を保護するしくみですが、CoQ10包接体を摂取することで、コエンザイムQ10が筋肉に存在する線維芽細胞に十分に届けられ、線維芽細胞を活性化し、筋肉内のコラーゲンを分解する酵素(コラゲナーゼ)の産生を抑制します。また、コエンザイムQ10の抗酸化作用により、活性酸素の消去に効果を発揮し、活性酸素がコラーゲンなどにおよぼす障害を防ぎます。

コエンザイムQ10には筋肉の増強作用もあるわけですが、これは、筋肉の細胞内でエネルギーの生成を促すとともに、筋肉をつくるタンパク質(コラーゲン、アクチン、ミオシン)の合成を促進する働きによるものと考えられます。

要は、コエンザイムQ10がコラーゲンの分解や損傷を防ぐ一方、その合成も促すという効果が大きく働いて、筋肉を保護・増強するというわけです。

ひざ痛にも筋肉は深く関与しており、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が衰えると、ひざ関節の安定が損なわれたり、ひざに重さの負担が多くかかることになります。ですから、CoQ10包接体を摂取することで、コエンザイムQ10を十分に体内に取り入れ、筋肉を保護・増強することは、ひざ痛の予防・改善にもすぐれた効果を発揮することになります。

肢帯型筋ジストロフィーにも効果を発揮

日本では、コエンザイムQ10は厚生労働省の認可のもと、2001年に健康補助食品として、また2004年に化粧品として販売できるようになりました。

それ以前は、うっ血性心不全(心臓の筋肉が衰え、全身の血液を送り出しにくくなる病態)の治療に使用される医薬品でした。つまり、心筋を活性化させるために、コエンザイムQ10を補給していたのです。

さて、コエンザイムQ10の心筋への効果が認められていることから、そのほかの筋肉への効果も期待できると考え、肢帯型筋ジストロフィー(はじめは肩や骨盤付近の筋肉がおかされ、最後には全身の筋肉がおかされる疾患)の患者さんがCoQ10包接体配合サプリを摂取した体験について、一心病院内科の阿部敏紀先生らが報告しているので(2007年)、それを紹介しましょう。

 

症例:肢帯型筋ジストロフィー(59歳・男性)
「40歳(1987年)の頃より徐々に下肢筋力が低下し、53歳(2000年)頃より歩行が遅くなった。2005年(58歳)3月より、1錠包接体(編注/CC-Q10)60mgのCoQ10(編注/コエンザイムQ10)を1日4錠内服し、4月からは1日6錠に増量した。6月中旬、少しスムーズに歩ける感じがして、1日3錠に減らし、10月より中止した。2週間後の診察時、歩行が少し困難になった気がすると訴えあり。12月より、1日300mgのQ10を内服した。歩行は再びスムーズになり、筋酵素であるクレアチンキナーゼ(CK)及びアルドラーゼは改善傾向を示し、Q10内服前に高値であった血清補体価とAST、ALT(血清トランスアミナーゼ/肝細胞が障害されると血中に漏れ出して高値になる)は正常化した。血中総Q10(TQ)値はQ10内服前989nM、その後は3435〜5681nMであった」
筋肉の保護・増強への効果がここでも確認されています。

CoQ10包接体(包接化CoQ10)は高血圧の改善にも有効

コエンザイムQ10がコラーゲンの分解や損傷を防ぐ一方、その合成も促すという効果は、筋肉の保護・増強はもとより、高血圧の改善にも働くことが明らかにされています。

血圧は、心臓が血液を押し出すときに血管の壁にかかる圧力のことで、心臓が収縮して圧力が最も高くなったときを最大血圧、心臓が拡張して圧力が最も弱まったときを最小血圧といいます。WHO(世界保健機関)は高血圧の定義を「最大血圧140以上、最小血圧90以上」としています。

高血圧は、太い動脈の血管壁の弾力性低下、つまり動脈硬化から起こるとされます。大動脈の壁は弾力性のある網目状のコラーゲンからできており、このコラーゲンに血中の余分な糖が結合することにより、その弾力性が低下します。

なお、動脈の血管壁にある血管拡張神経は、最適な血圧を保持する血圧センサーとして働いています。血管壁の弾力性低下によって圧力が伝わりにくくなると、このセンサーが働かなくなり、血管が広がらなければならないときに広がらないと、圧力は高い状態を保つことになります。これが、高血圧です。

CoQ10包接体を摂取して、動脈の血管壁にコエンザイムQ10が十分に届けられると、コラーゲンの分解や損傷が抑えられるとともに、コラーゲンの合成が促されることで、血管壁の弾力性の保護・増強に効果を示します。その意味で、高血圧の予防・改善にも、CoQ10包接体はコラーゲンに作用することで効果を発揮するといえます。

CoQ10包接体(包接化CoQ10)でアンチエイジング

CoQ10包接体が筋肉を保護・増強することは、アンチエイジング(抗老化)にもすぐれた効果を発揮します。

私たちの体は水分とタンパク質と脂肪などでつくられています。年齢とともに、これらの比率が変わっていき、それは老化への道程と重なることになります。

体内の水分量は胎児で90%、新生児で75%、子どもで70%、成人で60〜65%、高齢者で50%までに変化するといわれます。老化とは、水分が減り、みずみずしさが失われることにほかなりません。なぜ、体内水分は減っていくのでしょうか。それは、年を重ねるとともに、タンパク質が減少して、脂肪が増加することと密接に関係しています。

口から取り込んだタンパク質はアミノ酸に分解され、体内で再びタンパク質に合成されますが、この合成の際に、内部に水分子を包み込み、表面も水分子で覆われます。つまり、タンパク質は最大の水分貯留所といえます。それに対して、脂肪は水分をはじいて、内部に取り込むことがありません。

近年、体脂肪率を気にかける人が増えていますが、脂肪の比率が低いということはすなわち、タンパク質の比率が高く、みずみずしく若い体であることを示唆するものです。

そして、加齢にともない、タンパク質(筋肉)が減少して、脂肪が増加すると、自ずと、水分を抱え込む場所が少なくなり、水分が減ることになるのです。

なお、年を取るとともに、基礎代謝量(生命を維持するのに必要な最小限のエネルギー量)の平均値が減少していくので、同じように食べても、脂肪がついてしまうことになります。これが、加齢にともない、脂肪が増加する大きな理由のひとつです。

したがって、CoQ10包接体を摂取して、コエンザイムQ10を十分に体内に取り入れ、筋肉を保護・増強することは、すなわち、私たちの体内にあるおよそ500本の筋肉(骨格筋・心筋・内臓筋)を維持・強化することであると同時に、基礎代謝量や体のみずみずしさを保持・向上させ、いつまでも若々しさを保つアンチエイジングを実現することにもつながります。

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