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最新研究成果
健常者におけるγシクロデキストリンに包接されたR-αリポ酸の吸収性に関する研究

for English page

※本研究は神戸大学および東京理科大学の協力のもとで行われ、研究成果は2014年9月12日(金)、第31回シクロデキストリンシンポジウム(9/11~12、島根県民会館(島根)にて開催)において発表されました。

背景

当社ではシクロデキストリン(CD)の包接機能を利用して、機能性成分の水溶性、安定性、バイオアベイラビィティなどを向上させる技術を有しております。それらの成果は化粧品、食品等の様々な分野で広く利用されています。
最近では高いアンチエイジング作用を有していながら、安定性が低く、摂取しても効果が現れにくい『R-αリポ酸』という成分に注目し、それをγCDで包接することで、安定性を飛躍的に高め、さらにラットを用いた試験から吸収性も向上させることに成功しました(※詳しくは、当社ホームページの最新研究成果「第47回」を参照して下さい。)。当社ではこのR-αリポ酸のγCD包接体を健康食品・機能性化粧品素材として商品化しました。

本研究では、ラットで確かめられたR-αリポ酸の吸収性におけるγCD包接の効果について、ヒトにおける評価を行いました。

R-αリポ酸の訴求点

試験方法

*本研究は、神戸大学医学倫理委員会にて承認された臨床研究です。

<被験者> 健常男性(6例、 20-45歳)
<投与薬物> R-αリポ酸、 R-αリポ酸-γCD(R-αリポ酸換算600mg)を純水200mLにて経口投与
<試験デザイン> 2群のクロスオーバー試験

<投与・採血スケジュール>

結果:R-αリポ酸の吸収性におけるγCDの効果

<Fig.1>

単回投与後のR-αリポ酸の血中濃度の推移  (n=6,mean±S.D.)

Table1. ヒトのR-αリポ酸の吸収性におけるγCDの効果  (n=6,mean±S.D.)

  Cmax (ng/mL) AUC0→180 min
(ng・min/mL)
Tmax (min) T1/2 (min)
R-αリポ酸 Mean 1678.3 78043.6 20.8 38.9
SD 1008.9 43459.9 10.7 12.2
R-αリポ酸-γCD Mean 4101.9** 195884.1** 17.5 23.3
SD 959.3 17667.6 6.1 10.3

γCD包接によりR-αリポ酸の吸収性が約2.5倍に向上しました。

まとめ

健常人の臨床試験において、γCD包接によりR-αリポ酸の経口吸収性が2.5倍に向上した。

単回投与による副作用は観察されなかった。

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