プラス思考に変えてテニスの試合に勝つために ~呼吸とδ-トコトリエノール~|株式会社シクロケムバイオ
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プラス思考に変えてテニスの試合に勝つために ~呼吸とδ-トコトリエノール~

マイナスの出来事が起こった時、たとえば、テニスの試合で、勝ち負けに大きく左右するポイントでミスをしてしまった時、いつまでもそのことに捕らわれて負けていくような後ろ向きに考える人のことを『マイナス思考』人間と言います。ここで、この『マイナス思考』を断ち切り、『プラス思考』人間に切り替えるための方法を考えましょう。

このプラスとマイナスの思考は、もちろん『脳』で行われています。それぞれ違った神経伝達物質を出しているのです。『プラス思考』の場合、たとえマイナスの出来事、ストレスが掛った時でも、ドーパミンやβエンドルフィンなどの伝達物質の発生によって、ベータ波を抑え、アルファ波支配になり、筋肉は弛緩することが科学的に分かっています。その結果、集中力は高まり、持っている能力を発揮できる状態になります。例えば、楽天の田中投手がピンチにおかれた時に力を発揮するのは、その『プラス思考』だと思われます。ところが、反対に『マイナス思考』に陥ると、伝達物質であるアドレナリンやノルアドレナリンの発生に伴うベータ波によって極度に緊張し、イライラし、そして、筋肉も極度に緊張した状態になるのです。つまり、スポーツは『プラス思考』でプレーすることが最も重要なのです。

『プラス思考』人間になるための最も簡単で実践的な方法の一つに呼吸法があります。呼吸は、自律神経の働きで調節されていて、意識することなく1分間に12~14回ほど呼吸しています。しかし、この呼吸は、自らが意識的に調節することも可能で、呼吸をうまく使えば自律神経に働きかけることができるのです。息を吐く時は、副交感神経を高め、吸う時は交感神経を高めます。そこで、副交感神経を高めて、『マイナス思考』から立ち直ればいいのです。と、ここまで難しそうに説明しましたが…

つまりは、自分が『マイナス思考』に陥ったと思われる時には、副交感神経を高めるための深呼吸や腹式呼吸を行えば、気持ちは落ち着き『マイナス思考』を断ち切る、ということになるのです。

もう一つ、呼吸法とともに『プラス思考』になり、スポーツにおいて集中力を高め、持っている能力を発揮できる方法があります。それは素晴らしい機能性栄養成分でビタミンE8種類の成分の中のδ-トコトリエノールを日々摂取することです。

『脳』は神経細胞の集まりであり、その神経細胞を移動する神経伝達物質の量よって心の状態が決定されています。

『脳』が健康であれば、喜怒哀楽があって人間の心は『多感』です。しかし、『マイナス思考』の人が陥り易いうつ病などの『心の病』を患うとプラスの感情の喜びや嬉しさ、楽しさを失い、マイナスの感情である不安、悲しみ、恐怖で支配されることになります。『多感』である人の心が、マイナスの感情に支配される不自然な状態になるのです。そこで、単なる『マイナス思考』人間から更に『病』に進行した場合は、脳内の神経細胞を正常な状態に戻すために医薬を使う必要があります。そうならないためにもδ-トコトリエノールで予防しなければなりません。

『マイナス思考』人間から『脳』が健康で豊かな心を持つ『プラス思考』人間になるためには、神経保護作用のあるδ-トコトリエノールが有効であることが科学的にも確認されているのです。

アナトー由来(下記参照)のδ-トコトリエノールを配合したサプリメントは、米国では販売されておりますが、残念ながら、日本ではまだのようです。しかし、シクロデキストリンで吸収性を高めたδ-トコトリエノールを含有したヨーグルト風味のゼリー飲料がまもなく発売されます。私は、このゼリー飲料と深呼吸によって『プラス思考』でテニスのパフォーマンスを向上させたいと思っています。

参考

ベニノキ科のアナトー由来の油はパーム油や米油に比べて高濃度にδ-トコトリエノールが含有されております。γ-トコトリエノールとδ-トコトリエノールをデスメチルトコトリエノールといいますが、デスメチルトコトリエノールはビタミンE類似体の中で高い抗酸化作用を有しています。

由来別ビタミンE類似体の組成
由来別ビタミンE類似体の組成