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最新研究成果
第17回 国際シクロデキストリンシンポジウムにて、ポスター賞を受賞

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(株)シクロケムバイオ 第17回国際シクロデキストリン学会でポスター賞を受賞

(株)シクロケムバイオは、2年に1度開催される国際シクロデキストリン学会の第17回ドイツ・ザールブリュッケン大会(ICS17)においてポスター賞を受賞しました。今大会におけるポスター発表総数は134件で、その中から3件選ばれた受賞となります。

<受賞発表題目>
英文:A Study on Inhibition Mechanism of Lipid Absorption by α-Cyclodextrin Administration
和文:αシクロデキストリン摂取による脂質吸収抑制メカニズムの研究

<発表者>
株式会社シクロケムバイオ 主任研究員 古根隆広 他

<共同研究先>
神戸大学大学院 医学研究科 坂本憲広教授

<発表概要>
αシクロデキストリン(αCD)は食物繊維であり、摂取することにより血中の中性脂肪やコレステロールを効果的に減らすことが報告されているが、αCDは体内に吸収されないことやコレステロールを包接できないことから、メカニズムに関しては明らかとされていなかった。よって、このメカニズムについて調べるために、本発表では、腸内にて脂質の可溶化を担っているレシチンと胆汁酸からなるミセル(混合ミセル)に注目し、αCDとの相互作用について検討した。さらに混合ミセルによる脂肪酸やコレステロールの可溶化におけるαCDの効果についても検討を行った。
レシチンと胆汁酸を用いて人工腸液(食後)を調製し、そこへαCDを添加した。その結果、レシチンのαCD包接複合体と示唆される白色固体が析出し、それに伴う脂肪酸やコレステロールの可溶化度の著しい低下が観測された。これらの結果から、αCD摂取による血中の脂質低減効果のメカニズムとして、摂取した脂質の吸収抑制が関与していることが示唆され、その中でαCDと混合ミセルとの相互作用が重要であることが明らかとなった。

※本発表に関して、詳しくはこちらをご参照下さい

<受賞者のコメント>
今回、世界中のシクロデキストリン研究者が集まる国際学会での受賞に大変うれしく思います。特に本学会では大学からの参加者が多く、且つ食品分野の発表がごく僅かであったことからも有意義な受賞であると思っております。αCDは摂取することで、抗メタボリックシンドローム効果や整腸作用、抗アレルギー作用といった健康増進に関わる効果が示される食物繊維として知られています。本研究ではαCD摂取による脂質の吸収抑制に関して、αCDと混合ミセルとの相互作用がメカニズムの一部として重要であることを明らかにすることができました。今回の受賞を糧に、αCDの摂取による健康増進効果のメカニズム解明について、研究に邁進していきたいと思います。

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