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クーペさん『病気になって初めてわかる健康の大切さ』

クーペ さん
クーペ さん
歌手
寺尾 啓二
寺尾 啓二
弊社代表取締役

脳梗塞で倒れる

寺尾:クーペさんは、前妻との娘へ向けた『25年ぶりの手紙』(EMIミュージックジャパン)で2003年に55歳にしてメジャーデビューを果たして以来、アルバムの発表やコンサート、ライブバーの経営など精力的に活動していらっしゃいます。CDと同時に発売された『25年ぶりの手紙―心の奥のリアル』(長崎出版)を読ませていただいて知ったのですが、2005年7月には脳梗塞で倒れられたそうですね。お体のこと、健康について改めて考えられたことはありますか。

クーペ:若い時から無茶やったりしてきて、体のことなんて何も気にしてこなかったのです。自分が歳をとったという意識もなかった。脳梗塞なんて年寄りがなるものだと思っていました。あの時は博多でライブがあって、会えると思っていた娘に会えなかった。それでがっくりしていたのもあったのかもしれないけれど、ライブが終わって東京に戻って4日後にいきなり倒れてしまったのです。

寺尾:お店で書き物をされていた時に、突然字がまっすぐ書けなくなったとか。

クーペ :ええ。博多にいた時から兆しはあったんです。東京に戻ったら病院へ行こうとは思っていました。結局、倒れてしまって初めて病院に行くことになったわけですが、搬送された病院で担当していただいたお医者さんがたまたま脳梗塞を専門にしている方で助かりました。

寺尾:それは不幸中の幸いでしたね。初めはどんな自覚症状だったのでしょうか。

クーペ:足が痺れたりしていました。まっすぐ歩けないんですよ。結局、一命は取り留めましたが、右半身が動かなくなり、それからのリハビリはとても大変でした。

寺尾:脳梗塞を患った後に、ライブなどの表現活動ができるようになるまでに復帰することは、まさに奇跡みたいな話だと思います。

クーペ:お医者さんには本当にお世話になりました。やはり若い頃の不摂生が祟ったんです。

血糖値を下げてリスク回避

寺尾:お酒やたばこだけではなく、不規則な生活も脳梗塞などの大病の元になります。脳梗塞は下の血圧が85mmHg以上になると罹る確率が高くなります。それと、血糖値の問題もありますよね。

クーペ:わたしは糖尿病も患っていまして。50歳ごろから症状が出ていたのですが、最初は見て見ないふりをしていたんです。2、3年放置した後にやっと病院に行きましたら、そのまま入院です(笑)。血糖値は500mg/dlを超えていました。

寺尾:それはすごいです。ちょっと聞いたことがないような数字ですよ。血糖値は一般的には140mg/dlを超えると要注意だと言われていますから。

クーペ:その時のお医者さんからは「よく立っていられますね」と言われました(笑)。

寺尾:糖尿病から様々な合併症が引き起こされることが多いのですが、実際にその通りになってしまわれたのですね。糖尿病に脳梗塞と難病が続きながら、よくここまで回復されたと思います。

クーペ:色々な方のお力添えがあってのことです。

寺尾:クーペさんにはぜひ弊社の製品「シクロデキストリン」を使ったサプリメント「 ピュアファイバーチュアブルダイエット」(株式会社コサナ)を試していただけたらと思います。高血圧・高血糖の元になる肥満を抑えることができます。動脈硬化を引き起こし、脳梗塞に直結する悪玉のコレステロール値を下げて腸の状態をよくしてくれるんですよ。食事から摂取する油に関しては、「良い油」と「悪い油」の2種類があるということが最近分かってきました。焼肉などを食べることによって摂ってしまう油は悪玉コレステロールをもった「悪い油」なんですが、このサプリに含まれている α- シクロデキストリン(環状オリゴ糖)という成分は、その「悪い油」だけを包んで体外に排出してくれるのです。

クーペ:(「 ピュアファイバーチュアブルダイエット 」を食べて)おいしいですね。これならいくらでも食べられます。

健康のありがたみを知り、幸せを噛みしめる

寺尾:脳梗塞を患われてからの健康管理は具体的にどういったことをされていますか。

クーペ:まず、深酒とたばこをやめました。あと、ギャンブルもやめました(笑)。それと、ちょっとした体の不調も無視しないこと。以前はちょっとしたことで病院に行って検査をして、何か病気が見つかったら嫌だなと思っていました(笑)。今は自覚症状があったら早めに病院に行くようにしています。やはり早期発見が重要ですよね。

寺尾:そうですね。

クーペ:脳梗塞になって、体が全く思うようにならなかったとき、今まで当たり前に思えていたものがいかに幸せなことであるかということに初めて気づかされたんです。普通に歩くこととか、ちゃんとものを見ることができるとか。まだ前みたいに普通に歩くまでには戻っていないですけれど。

寺尾:健康のありがたみはそれを失って初めて分かるものだと思います。健康なうちからそれに感謝することはなかなか難しいですよね。もし体に何か起こる前にそのことに気づくことができたら、みんなもっと健康を維持するためにいろいろ気をつけるようになりますよね。

クーペ:ええ。それに気づくことができたら、人生が変わると思います。わたしは60歳に近くになって、ようやく健康を意識するようになりました。体が動くことの大切さを噛みしめながら、幸せを実感して一日一日を生きていきたいと思っています。また、わたしはホームレスの方々に招かれてライブをやったこともありますが、ほとんどが 60歳を超えている皆さんを前にして考えるんですよ。「誰かのために長生きしよう」とか考えたりするのかなと。子供や自分の身近にいる人を大事に思ったり、その人のことを一生懸命考えたりとか、そういったわたし自身が感じている想いをステージの上から歌って、彼らに届けたいと思っています。自分は家族をつくることはできなかったけれどね・・・。ホームレスの方々は真剣に歌を聴いてくれましたよ。

寺尾:クーペさんはご家族とうまくいかれなかったり、大きな病気をされたりと、これまで苦労も多かったと思います。ただ、人生の折り返し地点を過ぎてから、それまでずっとやりたかった音楽の道に進むことができ、そういう意味ではとても幸せだと思います。

クーペ:この業界ではまだ新人です。 60歳近くの新人ですよ(笑)。がんばります。

寺尾:本日はお忙しいなかどうもありがとうございました。今後、ますますのご活躍を期待しております。

クーペ:ありがとうございました。

クーペさんプロフィール

本名:外浜良介・通称:クーペ。落語家林家三平の弟子として落語界に長く身を置いていたが、9回の破門の末、落語界永久追放に。「落語家」から「落伍者」になった。その後、55歳のときにライブバーを開き、続けて音楽活動を再開。25年顔をあわせていなかった娘から手紙が届き、その返事の文面を歌にしたのが評判になり、ライブを機に再会を果たした物語が多くのメディアで紹介され、話題の人となった。

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