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有胞子性乳酸菌

有胞子性乳酸菌は、胞子(一部の細菌がつくる、極めて耐久性の高い細胞外皮構造)を形成するため熱や酸素に対する安定性が高く、また乳酸産生能にも優れた健康維持に有用な乳酸菌です。

有胞子性乳酸菌を摂取すると、腸管内で発芽して乳酸を作ります。乳酸は腸内を酸性にして悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にしたり、免疫細胞を活性化したりすることが報告されています*1

有胞子性乳酸菌の健康効果
  • 便通改善効果
  • 腸内の悪玉菌の増殖を抑制する効果
  • 腸内のビフィズス菌を増やす効果
  • 便秘による肌荒れを改善する効果
  • αオリゴ糖による有胞子性乳酸菌の増殖促進効果

*1:Gabriela Perdigon et al., Microbiol, 2(1), 27-42 (2001)

原料の詳細情報

乳酸菌は糖類を醗酵して乳酸を産生する細菌であり、ヨーグルトやチーズ、キムチなどの発酵食品に広く利用されています。
乳酸菌は腸内フローラのバランスを変えることでヒトの健康維持に有効な効果を果たすことが期待されています。一般の乳酸菌は胃酸などによって腸まで生きて届きにくく、熱や酸素などに対する安定性が低いため食品加工が限定されてしまいます。しかし、有胞子性乳酸菌は胞子を形成するため安定性が高く、また乳酸産生能にも優れていることから、様々な食品に利用できる乳酸菌です。

有胞子性乳酸菌の効果についての研究情報

有胞子性乳酸菌摂取による整腸作用

有胞子性乳酸菌は腸内フローラのバランスを変えて、排便を改善する作用が期待できます。
健康な男女20名に対する有胞子性乳酸菌摂取による排便改善効果の検証が行われています*2。この研究では、有胞子性乳酸菌の摂取前、摂取中、摂取後(それぞれ2週間毎)の排便の状態を観察しています(有胞子性乳酸菌粉末を1日1g、1×108個)。その結果、有胞子性乳酸菌を摂取することで、排便回数が増え、便の形状・色・臭いが理想的な排便に近づきました。これは、腸内フローラが酸性に傾き、悪玉菌の増殖を抑制して腐敗物質の量が減少したためと考えられます。また、排便後の気分はとても良いが7割程度に増えたことからも、有胞子性乳酸菌の摂取による整腸作用を体感しやすいことが分かります。

有胞子性乳酸菌の摂取による排便改善効果
有胞子性乳酸菌の摂取による排便改善効果

*2:Katsutoshi Ara et al, Microb ecol health dis., 14, 4-13 (2002)

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