株式会社シクロケム
日本語|English
知る・楽しむ

栄養素バンク

有胞子性乳酸菌(Bacillus coagulans SANK70258)
有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)

有胞子性乳酸菌は、胞子(一部の細菌がつくる、極めて耐久性の高い細胞外皮構造)を形成するため熱や酸素に対する安定性が高く、また乳酸産生能にも優れた健康維持に有用な乳酸菌です。

有胞子性乳酸菌を摂取すると、腸管内で発芽して乳酸を作ります。乳酸は腸内を酸性にして悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にしたり、免疫細胞を活性化したりすることが報告されています*1

有胞子性乳酸菌は胃や十二指腸で死滅せず生きたまま大腸に到達し、腸内細菌叢のバランスを正常にして腸内環境を改善します。有胞子性乳酸菌(Bacillus coagulans SANK70258/Weizmannia coagulans SANK70258)には、腸内環境を整えることで便通を改善する効果が報告されています。

有胞子性乳酸菌(Bacillus coagulans SANK70258)、有胞子性乳酸菌(Weizmannia coagulans SANK70258)の健康効果
  • 腸内フローラを改善する効果(機能性表示 1億個/日*2[便通が気になる方]
  • 便通を改善する効果(機能性表示 1億個/日*2[便通が気になる方]

*1:Gabriela Perdigon et al., Microbiol, 2(1), 27-42 (2001)

*2:Watanabe et al., 薬理と治療, 46(9), 1549-1558 (2018)

原料の詳細情報

乳酸菌は糖類を醗酵して乳酸を産生する細菌であり、ヨーグルトやチーズ、キムチなどの発酵食品に広く利用されています。
乳酸菌は腸内フローラのバランスを変えることでヒトの健康維持に有効な効果を果たすことが期待されています。一般の乳酸菌は胃酸などによって腸まで生きて届きにくく、熱や酸素などに対する安定性が低いため食品加工が限定されてしまいます。しかし、有胞子性乳酸菌は胞子を形成するため安定性が高く、また乳酸産生能にも優れていることから、様々な食品に利用できる乳酸菌です。

有胞子性乳酸菌の効果についての研究情報

有胞子性乳酸菌摂取による整腸作用

有胞子性乳酸菌は腸内フローラのバランスを変えて、排便を改善する作用が期待できます。
健康な男女20名に対する有胞子性乳酸菌摂取による排便改善効果の検証が行われています*2。この研究では、有胞子性乳酸菌の摂取前、摂取中、摂取後(それぞれ2週間毎)の排便の状態を観察しています(有胞子性乳酸菌粉末を1日1g、1×108個)。その結果、有胞子性乳酸菌を摂取することで、排便回数が増え、便の形状・色・臭いが理想的な排便に近づきました。これは、腸内フローラが酸性に傾き、悪玉菌の増殖を抑制して腐敗物質の量が減少したためと考えられます。また、排便後の気分はとても良いが7割程度に増えたことからも、有胞子性乳酸菌の摂取による整腸作用を体感しやすいことが分かります。

有胞子性乳酸菌の摂取による排便改善効果
有胞子性乳酸菌の摂取による排便改善効果

*2:Katsutoshi Ara et al., Microb ecol health dis., 14, 4-13 (2002)

相談コーナー

ご質問やご相談がございましたら、以下のジャンルからお問い合わせをお願いいたします。